大雪や猛吹雪に注意するようニュースを見たんだけど、何を準備すれば良いか分からないなあ・・・
大雪と災害??イメージがわかないなあ・・・
今回は雪に慣れていない地域の方へ、大雪に対する備えを簡単にまとめておりますので、ご一読いただければ幸いです。
筆者は九州在住ですが、令和3年1月7日~1月9日にかけて数年に一度の寒波がやってきました。今回は平地で10センチ程度の積雪はありましたが、筆者の住む地域では災害は起こりませんでした。しかし、約5年前は寒波により水道管が凍結・破裂し、ライフラインに影響が出ました。また、路面凍結により車両のスリップ・事故も起こり、雪に慣れていない地域における大雪・積雪は、日常生活に大きな影響を与えます。大雪への対策や備えを、次のようにまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
暖房対策
停電を想定して、エアコン以外の電気を利用しない暖房機器やカイロを準備してください。また積雪で車が使えない場合があるため、暖房につかう燃料の準備も忘れず行っておいてください。
筆者としては、「クロスワーカー」さんの電熱ベストは着心地も軽く、温かさ・防寒機能も高いアイテムで、有事・平時ともに活躍できるためオススメです。できるだけ、1枚でも温かく過ごせるアイテムを準備しておいてください。
停電・断水への備え
積雪や凍結の影響で、ライフラインが止まる可能性があります。夜間の停電でも慌てないよう準備をしてください。地域によっては水道管の老朽化により破損する場合があります、行政(区役所・市役所等の水道局員)の方も、破損場所をエリア別で早急に検証しますが、状況によっては早期回復が期待できない場合もあります。断水した場合は行政が散水車を手配したり、長期的な断水の場合は、自衛隊への派遣も要請するでしょう。しかし、災害の程度や状況によって、散水車の手配まで時間がかかる場合も考えられます。飲み水は備蓄品として自身で準備しておくことをオススメします。
備蓄品の準備
交通機関が麻痺すると、買い出しができないだけでなく、スーパーも配送ができず商品の補充がされなくなります。何日分かの食料備蓄をしておきましょう。
備蓄品などは、下記を参考にされてください。
大雪時には1週間以上、家の中で孤立する恐れや、停電が長期化することもあるため、準備品が夏場に想定される災害への備えとは多少異なります。下記のものは、大雪への備えとしてしっかり準備しておいてください。
用意しておくもの
防寒着、懐中電灯、カセットコンロ、ラジオ、使い捨てカイロ、ポータブルストーブ、飲料水、スマホ用予備バッテリー、灯油、非常食
車内に用意しておくもの
防寒着、タイヤチェーン、手袋、スノーブラシ、毛布、スコップ、長靴、(特に雪の多い地域では、スノーヘルパー、けん引ロープ)
コロナ対策のため、マスク、体温計、アルコール消毒液なども準備しておいてください。
降雪時の運転
夏用タイヤは冬用タイヤに比べて約1.6倍も滑りやすくなっており、非常に危険です。雪が降る前に、冬タイヤに交換したり、チェーンを装備してください。今時のチェーンは比較的簡単に装着ができる仕様のものが多く、車に詳しくない方でも問題ないです。しかし、初めて装着する場合や、久しぶりに装着する場合は、間違いなく時間がかかります。降雪時や夜間はどうしても焦りも出てしまうため、早めに装着しておくことをオススメします。また、事故が多発するポイントを把握して走行することで、リスクは大幅に軽減されます。
坂道やカーブ
わずかな坂道やカーブでもスリップしてしまい、事故につながる恐れがあります。
雪道のわだち
車が抜け出せなくなったり、歩行者に突っ込む恐れがあります。
白くなった雪道
降雪1cm以上だと、雪が踏み固められて道路が白くなり、非常にスリップしやすくなります。
交差点
雪が踏み固められて、極めて滑りやすくなってしまいます。
日常的に運転をされる方であっても、降雪時は路面の状態や視界不良により事故を起こす方もおります。『近くまでだから。』『いつも通っている道だから。』等の理由で、雪道を夏用タイヤで走行することはくれぐれも控えてください。
対策⑤ 住居への対策
冬の時期、気温がマイナスになると給湯機のトラブルが非常に増えます。給湯器の凍結による故障で、数日お湯が使えないまま冬季を過ごすことのないよう、事前に対策しておきましょう。簡単な対策ですので、やっておくことをオススメします。
給湯器の対策
給湯器には凍結予防機能がついているため、電源プラグは抜かないようにしましょう。
水を出し続ける
機器には凍結予防機能がついていますが、配管は凍結する可能性があります。
その場合、蛇口から少量の水を流し続けることで凍結を防ぎます。
凍結防止グッズ
給湯器から露出している配管には、タオルや保温チューブ・テープなどを巻いておくと凍結防止になります。
雪になれている地域の方は、十分な備えをされていると思います。雪に対する知識や経験が少ない地域の方は、準備を怠らないように気を付けてくださいね。
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